2015年

8月

25日

晩夏の日記

8月後半駆け抜け中!


16日には、チェロ&ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者の武澤秀平さんと合同で、門下生発表会を開催しました。

生徒さんたちも初めての発表会、私たちも初めて企画する発表会ということで、バッタバタと動き回り、伴奏を弾きまくり、ソロも弾き、へとへとながら充実の一日でした。

チェンバロだけでなく、チェロやガンバを学んでいる方々と合同にしたのは、低弦楽器の奏法から息遣いなどを盗んでほしい、アンサンブルの魅力を知ってほしい、そして音楽の世界をより広げてほしいという想いから。

皆さんそれぞれに感じるところがあったと思います♪

20日からは毎夏恒例の都留音楽祭へ。

講師陣、スタッフの皆さん、そして常連の受講生の皆さんと、1年ぶりの再会!

今年は拍子抜けの涼しさで、過ごしやすいながら少し寂しさを伴うような、ちょっと複雑な気持ちで開幕・・・。

オープニングの講師コンサートでは、バッハの難関コンティヌオをなんとか(必死で)弾き終え、初日にして既にぐったりしておりました^^;

この音楽祭は4泊5日でコンサート、レッスン、ワークショップ、そして毎晩の宴会(!)と、充実の濃い日々が繰り広げられるのですが、今回は東京でのコンサートのため途中で離脱。

そして23日は、素晴らしい合唱を聴かせて下さったEnsemble1623の皆様と共に、オルガンでシュッツとバッハを。

シュッツは大好きなのですが、なかなか弾く機会が多くなく、今回は本当に良い勉強をさせていただきました。

とにかく美しい響きの音楽で、からだ中が幸せに満たされ浄化されるような気持ち。

貴重なひととき、ありがとうございました。


少しずつ秋の気配を感じはじめ、とても切ない日々です。

音楽に救われています。


2015年

8月

10日

Es ist vollbracht...

昨年から練習ピアニストとして伺っている横浜シティ合唱団の皆様と、初めて本番で御一緒しました。

私の大切な想い出の曲、J.S.バッハのヨハネ受難曲。

バロック音楽というものの魅力にはまり、全身全霊で勉強して練習して、精一杯の演奏をして体中で感動した、大学1年生の時のヨハネ、忘れられません。
お仕事として演奏をしていると、じっくり長い時間をかけて練習を重ねていくということが減ってしまいますが、こうやって合唱団で1年以上1つの曲に取り組み、集大成として本番を迎える、この感慨はひとしおです。

たくさんのお客様、素晴らしいソリストとオケの皆さん、尊敬してやまないマエストロ青木さん、そして、いつもあたたかく迎えてくださる大好きな横浜シティの皆さん、ありがとうございました!

次回公演は同じくJ.S.バッハのロ短調ミサ曲です。

今月から早速練習に入ります。

新しい仲間も随時募集中!

 

2015年

8月

03日

歌う理由は 仲間たち

練習ピアニストとして御一緒しているJVC合唱団の、毎夏恒例合宿@河口湖でした。

3日間で21時間!

練習開始時にはすっかり寝ぼけていたアップライトピアノも、終わる頃にはだいぶ覚醒したかな・・・弾いた弾いた。。

 

今年はバッハのクリスマス・オラトリオと並行して、ジョン・ラターのマニフィカトを練習しています。素晴らしい曲です。

練習ピアノだから、同じフレーズを何度も何度も繰り返し弾きます。

何度も弾いてもらって悪いね、飽きない?ってよく合唱団員さんから聞かれます。

とんでもない。飽きるわけない。

だって音楽は幸せだもの。それにこの曲すごく美しいし、歌の力ってすごいから。何度弾いても感動するんだもの。

指揮者が道を開き、大合唱がその先にある光を目指して泳ぎ始める、うねる、ピアノはそれを乗せて漕ぎ出す船のようなもの、かな。

一緒に音楽するって、本当に素敵なこと。

そんな想いの3日間でした。 ばたん。