夏の工作

先日工房に行ったとき、木工ど素人の私でもチャレンジできる作業を分けていただいて、初めてのチェンバロ部品作り体験!

 

これはレジスターと言って、外からは見えないのですが、弦をはじくジャックという部品が1本1本この小さな穴に収まる場所、つまりジャックたちのお家なのです。

長方形の細い穴をあけるところまでは機械でできますが、ジャックが動きやすくなるために、穴の中央付近を、左右に少しだけ幅広く削るのは、手作業。

この細いレジスター1列に鍵盤と同じ数だけ穴があいており、2段鍵盤楽器のためにはこれが3列必要ということで、チマチマ作業、ぶきっちょながら頑張りました・・・(>_<)

(写真見て、ガタガタ加減に我ながら驚いた。。この後さすがにもう少し手直ししたよ!)

プロの美しい製作写真はこちら→ レジスター製作

 

改めて、ものを作る人ってすごい。

こんな小さな作業はチェンバロ製作過程のごくごく一部に過ぎないけれど、大変だったし時間もかかったし、3列なんとか削り終わった時はもう二度とやりたくない!と思ったほど。。

でも、自分が手を加えた部品が楽器の一部になって、音楽という生き物になってくれると思うと、ほんのり嬉しいです♪

やってみて分かることは本当に多いので、また工房で図々しく「なんか仕事ちょうだい〜」って言ってみよう。

 

♪ 更新のお知らせ  4/14

 

 

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