少し明かりて...

20歳くらいまではとにかく冬が好きで、ひんやりした空気が心に気持ちよく、ちょうど今の時期のような、春に向かうか冬に戻るかどっちつかずの暖かいようなまだ寒いような、そんな生ぬるい風がとても苦手でした。

まだ冬に浸っていたいのに、私の気分におかまいなしに世の中は芽吹き花開き、なんだか無理やり引っ張りだされているような気がして、それはとても心地の悪いものでした。


それから少し年を重ねて、だんだんと春の風を楽しめるようになりました。

もともと花は大好きなので、風にのって運ばれてくる春の香りが嬉しく、自然と朗らかな気持ちになれるようになりました。

でもまだ、冬にやり残したことがあったんじゃないか、流されてなんとなく移り変わってしまっているんじゃないか、このまま暖かさに甘えていいのだろうか、、、この時期になるとそういう感覚がふと甦ることがあります。


季節が移り変わるときって、いろいろなことを思い出しますね。


♪ 更新のお知らせ 6/15

 

雑記